便秘の種類

一言で便秘といっても大きく分けて2種類の便秘に分かれます。
一つは急性便秘で、もう一つが慢性便秘です。

 

この2つの違いについて詳しくご紹介していきましょう。

 

急性便秘の特徴とは

まず一つ目が急性便秘です。

日頃はお腹の調子に特に異常は見られず、
不定期に便秘の症状を招いてしまう状態を指します。

 

急性便秘の場合は、一時的な体調の変化が要因ですから、
極度の腹痛や発熱などに見舞われるケースは少ないです。

 

ただし腸閉塞などを併発してしまうケースも稀にありますので、
痛みが治まらない場合は一度、診察を受けた方が良いでしょう。

 

慢性便秘(痙攣性便秘)の特徴とは

一方、慢性便秘は慢性便秘の中でもいくつかの種類に分かれます。

 

まず一つ目が痙攣性便秘と呼ばれる慢性便秘です。
痙攣性便秘はストレスなどが原因で交感神経だけが働き、
副交感神経が働かない人に多く見られる症状です。

 

交感神経と副交感神経が交互に働かないと、血流の動きが悪くなります。
それによって蠕動運動の動きが活性化せず、排出力が弱くなり便秘を招きます。

 

痙攣性便秘の場合は、蠕動運動がバランスを失っていて、
急激に活動再開して下痢を招いてしまうケースもあり、
メンタルの部分が左右する便秘症状の一つです。

 

慢性便秘(弛緩性便秘)の特徴とは

他に、慢性便秘の症状で弛緩性便秘と言うものが挙げられます。

 

もともと蠕動運動が弱い方や腸の働きが活発化されていない人に起こりやすい症状です。
また、筋力が弱い方も弛緩性便秘になりやすい体質にあります。

 

弛緩性便秘の方は体内に取り入れたものが大腸に残ってしまう傾向にあり、
蠕動運動が貧弱で、肛門部に排出されにくいという状態が続きます。

 

蠕動運動はポンプのように食べた内容物を外へ外へと押し出す働きがあります。
その動きが弱いと弛緩性便秘になりやすく、特に中高年以上の方や出産経験が多い方によく起こる便秘の症状です。

 

慢性便秘(直腸性便秘)の特徴とは

一方、蠕動運動がそれ程沈静化しているわけでもないのに、

便秘になってしまう方は直腸性便秘と呼ばれる状態に陥っているかもしれません。

 

直腸性便秘は慢性便秘の一種で、蠕動運動が行われ、
肛門部に便が行き届いているにもかかわらず直腸の神経が脳にまでしっかりと伝わらないことで排出指令が出されず、便秘になってしまうことで起こります。

 

長い間、直腸に便がたまっていると次第に水分がなくなって、
より一段と排出が難しいといった悪循環を招きます。

 

直腸性便秘の場合は、普段から便意を我慢している習慣が
身に付いてしまっている方に多く見られます。

 

仕事柄、なかなかトイレに定期的にいけないという
社会人の方に特に現れやすい便秘となっています。

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